基準期間課税売上高計算の注意点
基準期間課税売上高計算上の注意点
1.課税売上高は税抜きにします。
ただし、基準期間中に免税業者であった場合には、その売上高には消費税が含まれてないため、税抜きの計算をしません。
基準期間中の売上高を税抜きの計算するかどうかは、その期間中に納税義務者であったかどうかにより変わってきます。
2.土地の売却収入などの非課税売上、受取配当金などの課税対象外収入は、課税売上ではありませんが、輸出免税売上高(0%の課税売上高)は基準期間課税売上高に含まれます。
3.判定は、返品、値引、割戻し、売上割引、販売奨励金などを控除した後の売上高に基づきます。
4.貸倒れとなった売上も含めます。
5.事業者単位で計算します。
例えば、物品販売業と不動産業を営んでいる個人事業主の場合、事業所得、不動産所得それぞれの単位でなく、すべて合計して判定します。
平成25年4月1日現在の法令等に基づき記載しております。
実際の申告にあたっては、税理士等への確認をお願いいたします。